矢の雨
レート評価:8.5点
大会評価:8.0点
コスト3の呪文。ザップより威力が高いが。それ以外のすべての攻撃呪文に威力で負けている上、
発動が遅いにも関わらず、様々なデッキで活躍している。
一度の強化により、到着までにかかる時間が33%削減された。
範囲が広いので、「外れる」ということはほぼない。
スケルトン部隊などの広範囲に登場する群れユニットに対しても使える。
初心者でも外しにくい呪文なので、慣れない人はそれだけでこのカードを採用してもかまわない。
威力の面では、「ローリングウッド」が非常に強化されてしまったせいで、このカードの方がコストが高いにも関わらず威力が低いカードとなってしまった(のちのローリングウッドの弱体化により、もう一度攻撃力の面で勝るようになった)。しかし、「ガーゴイル」を倒すことができ、かつ3コスト以下の呪文はこのカードだけである。ローリングウッドが「アイススピリット」「ゴブリン」「ファイアスピリット」「プリンセス」などを倒せることに加え、ガーゴイルにも対策を練ろうと考えると、このカードに軍配が上がる。
しかし、2016年11月23日の時点では「メガガーゴイル」がかなり環境を握っており、このカードの優先順位は多少なりとも落ちていると考えられる。
欠点として、敵陣に打つ場合、発動から1.5秒ほど待たされることが挙げられる。基本的に自軍に攻められているときに対処するのには構わないが、攻めとして使うにはこの発動の遅さが致命的である。
このカードはレベル差にかなり強い。ゴブリンバレルや矢の雨、ギャング、ガゴ群れ、プリンセスなど、ほとんどの敵に対してレベルが低くても対処できる上に、ノーマルカードなのでレベルで後手を取りにくい。これらの理由から、使いこなせるプレイヤーにとってはレベル差を覆す要となり得る。
発動の速さを求めるなら「ザップ」「トルネード」の使用をおすすめする。トルネードはホグライダーに対する防衛の手段としても利用でき、ザップであれば浮いたコストを高回転のかなめにすることができる。
一部のカードとの相性について述べる。
アーチャー・・・敵として出ても倒せない。味方としてのシナジーはない。
ボンバー・・・敵として出ても倒せない。味方としてのシナジーはない。
ナイト・・・ナイトが単体近接攻撃で対空もないので、
組み合わせたときのシナジーは高いと言える。
ファイアボール・・・序盤は呪文としてこれとファイアボールを採用することが多い。
シナジーはあるが、このカードの代わりにザップを採用するほうが良い。
ミニペッカ・・・ナイトと同様にシナジーを持つが、
足が速いので、やはり発動の遅さからザップのほうが良い。
マスケット銃士・・・マスケット銃士は攻撃速度も速く、遠距離も
持つのであまりシナジーが高いとは言えない。
ジャイアント・・・対空がないので敵が小物ユニットで囲んでくることを考えるとシナジーはある。
ただ、メガガーゴイルには対応できない。
プリンス・・・・ナイトと違い、突進中はスピードがとてもはやいのでザップでも間に合わないこと が多く、矢の雨との相性はあまりよくない。
ベビードラゴン・・・自身がもともと対空で範囲攻撃なので相性は最悪。
スケルトン部隊・・・敵として出てきたときには良相性。ただ、読めないので受け専用になる。
読んで先打ちしてもいいが、それならザップで良い。
ネクロマンサー・・・自身がもともと対空で範囲攻撃なので相性は最悪。敵として出た場合は
スケルトンを倒しつつファイアボールやミニペッカで1確に持っていけるが、
そうだとしてもザップで良い。
槍ゴブリン・・・・倒せるが、ザップで良い。味方としての相性もあまりよくない。
ゴブリン・・・・敵として出た場合は確定で倒せる。ザップでいいのだが、ゴブリンのほうが
レベルが高い場合はザップでは倒しきれないのでレベル差対策をするなら
矢の雨である。ただ、その場合でもローリングウッドの方が良い。
バルキリー・・・・敵として出ても矢の雨では意味がない。味方としてバルキリーを用いるなら、
ガーゴイルを対策する目的で入れるが、やはりメガガーゴイルには無力。
ライトニング・・・ライトニングを使うにはもったいない小物ユニットに使えるので同時に
デッキに入れる意味がある。
ゴブリンバレル・・・ゴブリン同様、レベル差を意識するなら
ゴブリンバレル対策で矢の雨を入れるべき。ローリングウッドよりは操作が安定する。
ガーゴイル・・・敵として出てきたなら容赦なく打てる。というかガーゴイルを確定で
倒したいならこのカードしかない。味方としてのシナジーは薄い。
墓石・・・・HPを約半分削れるが倒せない。味方としてのシナジーは薄い。
バルーン・・・・敵として出ても矢の雨ではぜんぜん足りない。味方として使うなら、
妨害してくるガーゴイルに先打ちしてもいい。ただ、外すと痛い。
大砲・・・敵として出ても矢の雨ではぜんぜん足りない。味方として使うなら、
大砲を先置きしてしまった時にガーゴイルで割りにきた相手に使える。
バーバリアン・・・敵としてでても倒せないのだが、矢の雨+プリンセス+タワーなどで
バーバリアンを受けきれるので無意味ではない。味方として使うシナジーはない。
ロケット・・・同時に採用することのシナジーはない。
バーバリアンの小屋・・・敵として出ても味方として用いてもほぼシナジーはない。
レイジ・・・敵として出ても味方として用いてもほぼシナジーはない。
巨大クロスボウ・・・敵として出てもほぼシナジーはない。クロスボウには対空がないのでガーゴイルで割りにきた相手に打つ分にはよいのだが、やはり発動は遅い。
レイジ・・・同時に採用することのシナジーはない。
テスラ・・・敵として出ても味方として用いてもほぼシナジーはない。
ガーゴイルの群れ・・・有利交換なのでほぼ最優先で打って良い。
インフェルノタワー・・・小物ユニットに弱いという性質をカバーできるのでシナジーが高い。
また、敵を確定で除去しなければインフェルノタワーが
無駄にターゲットを取ってしまうので、ザップより相性が良い。
さらに防衛施設なのでかならず自軍にあり、発動が遅いというデメリットを
ほぼ無視して運用できる。最高の相性のカードと言える。
ホグライダー・・・ホグライダーの後続ユニットは小物ユニットが多いので基本的に役に立つ。
味方として使うメリットはあまりない。ホグライダーの攻めを成功させるなら
ザップのほうが優秀である。
ペッカ・・・・対空を持たず足も遅く、敵陣に打つメリットがある。ペッカ自身は耐久が高いので
多少発動が遅くとも打って良い場面のほうが多い。
インフェルノドラゴン・・・味方として使う場合、インフェルノタワーと違って
敵陣に居る場合には打つメリットがあまりないが、それでもあちら同様に相性は良い。
ラヴァハウンド・・・ガーゴイル対策で入れることは多い。耐久もあるので
多少発動が遅くとも打って良い場面のほうが多い。
ザップ・・・ザップとこのカードを同時に入れるくらいならザップとローリングウッドを
入れる方がコスト・発動速度・発動時間面で優秀である。
ファイアスピリット・・・役割がかなり被っているので味方として同時に使う愛称はよくない。
敵として出た場合でもエリクサーコスト2のこのユニットに使うのは不利。
ウィザード・・・対空範囲攻撃が被っており、味方としての相性は良くない。
ウィザードは発動も速いのでこのカードの価値がない。
ポイズン・・・このカードの代わりにザップで良い。ポイズン+ローリングウッドでも良い。
矢の雨+ポイズンでもメガガーゴイルは倒せないのでメリットがなさすぎる。
トルネード・・・トルネードがガーゴイルを倒しきれないので入れる価値はあるが、
同時に採用するメリットはアーチャー・ボンバー程度しかなく、双方とも地上
ユニットなのでローリングウッドで良い。
ゴーレム・・・ゴーレムの爆破ダメージが対空有効となったが、実はガーゴイルの射程は
「近接」ではなく「2」なので倒せないケースがある。
ガーゴイルを倒そうと思うなら入れた方が良い。
ローリングウッド・・・矢の雨とダメージ量がほぼ同じだが、発動タイミングや対空などの性能から
同時に採用されるケースが増えてきた。しかし、シナジーが大きいとはいいがたい。
ダークプリンス・・・ダークプリンスの方がレベルが低いなら盾を矢の雨で割ることができる。
味方として使うなら範囲攻撃の面が被るのでメリットはあまりない。
盾の戦士・・・ザップでは落とせない盾を落とせるが、コスト面ではちょっと損である。
味方として使うシナジーはあまりない。
プリンセス・・・ローリングウッドと矢の雨を同時に採用するケースはたいていプリンセスを
警戒していると言っても過言ではない。それくらいプリンセス対策で用いられる。
味方として使うシナジーはあまりない。ザップの方が良い。
アイススピリット・・・確定で倒せる。ザップにはできない芸当である。
ただ、ローリングウッドでも可能である。
味方として使うシナジーはあまりない。
ボウラー・・・対空がないのでその補強として使うなら入れても良い。
ランバージャック・・・自身は倒れることにも意味があるので無理に矢の雨でガーゴイルを
除去する意味があまりなく、シナジーはほとんどない。
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