ラヴァハウンド
レート評価:9.0点
大会評価:10点
エリクサーコスト7のユニット。飛行ユニットだが、硬い。
コストは重たいものの、HPは飛行ユニットでもっとも高い上に建物特攻型なので誘導されにくい。
ただ、肝心の攻撃力はというと、かなり小さい。
このカードの真の価値は死亡時の分裂である。ゴーレムなどと同じく、死亡時に分裂してラヴァパピィを6体登場させる。単純に考えて攻撃力が6倍になると思っていい。性能としてはガーゴイルの群れを小型化したようなものだ。それが死亡時に急に現れる。
その分裂時の攻撃力を生かすため、ディガーなどを一緒に用いるプレイヤーが多い。
飛行ユニットであるので、「ミニペッカ」「スケルトン部隊」などの対地上受けユニットのほとんどを無視できる。ザップを打たせるデッキが相手の場合、このカードに対抗できないスケルトン部隊を無視してインフェルノタワーやガゴ群れにザップを打てるので相対的に強い。
攻撃力が非常に低く、分裂の瞬間に矢の雨を重ねられるとまったく活躍できない。とはいえ、ハウンドのダメージも重なれば十分大きなダメージにはなる。
また、このカードは受けにもなる。相手がジャイアントや巨大スケルトン・ペッカなどの後衛に対空ユニットを用いていれば、このカードでターゲットを取りつつ、後衛のいないジャイアントらをスケルトン部隊やガーゴイルで片づけることができる。
ラヴァパピィはザップを耐えるが矢の雨で落ちてしまうので、分裂に合わせて矢の雨を打たれると厳しい。総じて攻めの遅さがネックになるユニットだ。また、ザップが2段階以上格上の場合、ザップだけで倒されてしまう。大会では活躍できるが、マルチでは厳しい局面のある一枚。
2016/11/30に弱体化を受けたが、ほとんどデメリットになっていない。
格下槍ゴブリン相手に撃破されやすくなるくらいであるが、そもそもラヴァパピィは槍ゴブリンでは倒せない。
相性の良いカード
バルーン・・・対空カード2枚アタッカーによる攻撃が可能。相手が対空カードへの対策を怠っている場合、キングタワーまで簡単に落とすこともある。ホグライダーが相手の場合は低コストユニットが多く使われているため、バルーンを止める有力なカードを持っていない場合も多い。
ガゴ群れ / ゴブリンバレル・・・「矢の雨」という弱点を共有する。群れは最近非常に対策されているので厳しいかもしれないが、攻めのカードではなく受けのカードであることを理解されたい。
ランバージャック・・・ラヴァの下から通すと非常に効果がある。ミニペッカとの最大の違いは墓石に止められないことであり、インフェルノタワーが相手でもザップがあれば砕ききれる。
苦手なカード
インフェルノタワー・・・一応、アドバンテージは取られてしまうので常に警戒すべき。
デッキにバルーンを入れるのはインフェルノタワーを打たせる・渋らせるためとも言える。
エリートバーバリアン・・・ラヴァハウンドの下を通過したカードをスケルトン部隊などでじっくり倒す、というのは基本的ではあるが、エリートバーバリアンを止めるのは至難の業。特に、ラヴァを出した瞬間を狙われると厳しいものがある。
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