巨大クロスボウ



エリクサーコスト6の建物カード。かつては最長射程のカードであったが、たった一度の弱体化とローリングウッドの壮絶な強化によりローリングウッドにその射程トップの座を明け渡した。


建物カードでありながら、防衛施設というよりは攻撃施設である。

また、1発の攻撃力は全カード中最低で、LvMaxになっても40にすら届かず、スケルトンすら倒すのに3回攻撃する必要がある。その代わり、攻撃速度は全カード中最速で、0.3秒となっている。

カードの性質上、ほとんど常に攻撃し続けることができるので、毎秒ダメージは低いものの実際に与えられるダメージはかなり大きい。ロイジャイやプリンセスさえも一方的に攻撃できるので非常に心強い。

また、ホグライダーなどのアタッカーたちと比べてみても、防衛性能が評価されることが多い。P.E.K.K.A.やエリババと同じく建物特攻ではないため、防衛や反撃に適した性能を有している。裏を返せば攻撃が刺さりにくい、ということではあるが・・・

その一方で、設置に時間がかかる。ジャイアントなどを合わせられてしまうと、せっかくの攻撃がタワーに届かない。そのうえ、設置に4秒かかるのでその間に壁ユニットを置かれて対処されてしまうことが非常に多い。このカードを活かすのはそこをどう対処するか、にある。

このカードへの防衛手段でもっとも使用されているのはインフェルノタワー。このカードにインフェルノタワーを重ねれば、ターゲットも取ることができ、クロスボウも破壊しきることができるため、おそらくベストアンサーだといえる。逆にクロスボウ側は、スケルトン部隊やガーゴイルなどでうまくインフェルノタワーをよける必要がある。次点でナイトやミニペッカなど。

また、このクロスボウを利用する最大のメリットは敵の攻め札をなくすことである。例えばクロスボウ相手にジャイアントやホグライダーを出してきた場合、タワーに攻撃するための攻め札を使っているため、防衛について考える手間を大きく省くことができるこれらの理由から、終盤のダメージ稼ぎになった場合にクロスボウは基本的に有利であるとされているが、一般的にジャイホグなどの2枚アタッカーのデッキには簡単に負けてしまう。

迫撃砲と違うメリットは、近接があること・総合火力で優れていること・攻撃速度が早いことで、デメリットはコストが重いことである。また、迫撃砲は先手攻撃として用いられるケースが多く、さらに至近距離を攻撃できないという性能からタワーにターゲットを取りやすいというメリットもあるが、クロスボウはそのほとんどがカウンターとして使われ、タワーに攻撃するというよりも相手のデッキを動かすために打っているようなケースが多い。一長一短であるといえる。

クラロワお勉強室

トオルンがクラロワのことを適当に記録します。

0コメント

  • 1000 / 1000